パンのひと口で、店の名前がつながった。長良の白ごまと黒ごまへ

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Gifu LIFE / 取材記事 / 岐阜市

白ごまと黒ごま

タコライスもキーマカレーも味わった日の、いちばん印象に残ったパン。胡麻の香りから、長良のカフェの料理をたどります。

取材時のタコライス
写真:ギフトコ(取材当時)

こんにちは。ランチの皿が届くと、まず目を引く主役の料理から、食べたくなります。

でも、食べ終わった後に思い出すものは、必ずしもいちばん大きな料理ではありません。小さな付け合わせや、ひと口のパンが、その日の記憶に残ることもあります。

岐阜市長良の〝白ごまと黒ごま〟で取材した日は、まさにそんなランチでした。

タコライスと、キーマカレー

取材映像に映るのは、野菜の色が重なったタコライスと、青い皿に盛られたキーマカレーです。

取材時のカレー
取材時のカレー。写真は取材当時のものです。

タコライスには、緑の野菜、赤いトマト、ひき肉。スプーンを入れると、ごはんと上の具を一緒にすくえる盛り付けになっています。

カレーの皿にも、ごはんとカレーだけでなく、野菜が添えられています。料理の近くには、小さな器や、別の皿が並んでいました。

この日の取材では、タコライスもキーマカレーもおいしかったと紹介しています。前菜やキッシュにも触れながら、その中でいちばん印象に残ったのがパンでした。

主役の皿を見て店を選んでも、実際に食べると、自分の好きなところは別の場所に見つかる。そんな楽しさがあります。

胡麻の香りが、名前につながる

野菜の盛り合わせ
野菜の盛り合わせ。写真は取材当時のものです。

パンを手に持つ場面には、断面の中に黒い粒が見えます。そのひと口で、胡麻の香りが広がると、僕は取材動画で話しています。

〝だから、あの名前なんだ〟と納得した、その瞬間。店の名前が、看板の文字から、口の中の記憶へつながりました。

タコライスやカレーの皿だけを見ていたら、気づくのが少し遅れたかもしれません。パンをひと口食べることで、胡麻という、この店らしい手がかりが見えました。

パンは、小さく添えてあるからこそ、見過ごしてしまいやすい。でも、そこまで味わうと、一皿の中にあるつながりが分かることがあります。

目立つ料理の外側にも、店の考え方を感じられる場所がある。ランチを見るための、もうひとつのレンズです。

今の昼食は、四つの選び方

現在の公式メニューには、選べるプレートランチが載っています。本日のパスタ、本日のカレー、タコライス、本日のトルティーヤの四つから、主菜を選ぶ形です。

サラダ、スープ、デリが付く構成なので、メインを決めると、ひとつの昼食の形が見えてきます。

〝本日の〟と書かれた料理は、その日の内容をスタッフに聞いて選ぶメニュー。取材で食べたカレーと、次に訪れた日のカレーが同じとは限りません。

同じ店でも、その日の料理を尋ねる時間がある。もう一度行く理由が、前と同じものを食べることだけではなくなります。

ゆっくり順に味わいたいなら、公式にはスペシャルランチもあります。食前酢から、旬野菜のサラダ、スープ、オードブル、ごま入り生パスタ、デザート、ドリンクへと続く構成です。

昼の予定に合わせ、ひと皿にまとまったランチにするか、料理が続くセットにするか。食べたいものと、過ごせる時間の両方から選べそうです。

胡麻は、パンの先にも

公式メニューを見ると、胡麻の使い方はパンだけではありません。ごま入りの生パスタや、白ごまクリームのパスタ、黒ごまラテなども紹介されています。

生パスタに入れる、ソースに使う、飲み物にする。同じ素材でも、食卓での姿は変わります。

胡麻の香りを、いろいろな料理の中で見つけてもらいたいのかな。パンのひと口と、今のメニューを並べてみると、そんな想像もしてみたくなります。

次に食べるなら、最初から店名を意識して選んでみるのもおもしろそうです。胡麻が入る料理をひとつ頼み、どこでその存在を感じるか、ゆっくり味わってみる。

味の感想を先に決める必要はありません。自分には香りが印象に残るのか、料理の組み合わせがおもしろいのか。ひと口から確かめればいいのだと思います。

二人で行く夜には、取り分ける選択も

夜の公式メニューには、メインを選ぶ夕ご飯セットと、二人以上で注文する取り分けディナーセットがあります。

取り分けるセットは、サラダ、おかず、パスタ、ピザから、それぞれ一品を選ぶ形。自分だけで一皿を決める昼とは、選び方も変わります。

相手が好きなものと、自分が気になるものを並べて相談する。パスタにするか、ピザにするかと話すところから、食事の時間が始まりそうです。

一人のランチにも、二人の夜ごはんにも、料理の頼み方が用意されている。次に誰と行くかを考えながら、公式メニューを見てみたくなります。

小さなものまで、ひと口ずつ

白ごまと黒ごまは、岐阜市長良福光2407-1。現在の公式案内では、ランチは11時から15時、ラストオーダー14時です。

日替わりの内容や営業日、夜の利用は、来店前に店へ確認してください。公式にはテイクアウトをしばらく休む案内もあるため、持ち帰りを前提にせず相談するのがよさそうです。

取材の日は、タコライスやカレーを楽しんだ後に、パンの香りが店の名前を教えてくれました。

皿の真ん中から、隅に添えられたひと口まで。次のランチは、少しゆっくり見てみたくなります。

取材時の様子を紹介しています。現在の内容・料金・営業日は利用前にお店へご確認ください。

こんな人に、こんな理由で。

長良でランチを選び、胡麻のパンや生パスタにも目を向けたい人

タコライスやカレーの取材と、昼・夜それぞれの頼み方が分かります。

所在地

白ごまと黒ごま
岐阜県岐阜市長良福光2407-1

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